国際コミュニティーセンター 未分類 おまとめローンおすすめ24選!審査通りやすい消費者金融と低金利の銀行

おまとめローンおすすめ24選!審査通りやすい消費者金融と低金利の銀行

おまとめローンとは、複数の借入を一つにまとめることができる商品の事です。借入先を1件にまとめることで返済日が月に1度だけになるため、返済管理がぐっと楽になります。今より低金利で借りる事に成功したなら、利息負担の軽減も見込めます。

借入件数が多くて返済に追われている方にとってメリットが大きいローン商品ですが、おまとめローンの特性をよく知らずに利用する事にはデメリットが伴います。

この記事では、おまとめローンの基本情報に加えて、審査に通りやすくするための対策についても解説します。

消費者金融おまとめローンおすすめ9選

複数のカードローンを利用中の方は、消費者金融おまとめローンを利用することで返済管理が楽になります。それぞれの業者から上限金利で借入している場合、借入先を1社にまとめることで金利を引き下げる事が可能です。

おまとめローンはすでに複数の借金がある状態で申込をするため、審査がゆるい所でしか借入できないと考えている方が少なくないようです。審査に不安がある方には、大手もしくは中小消費者金融のおまとめローンがおすすめです。

消費者金融おまとめローンの金利は銀行より高めの設定になっており、その分審査が通りやすいという特徴があります。消費者金融によって金利設定や限度額が異なるため、他社借入件数に応じて最適な借入先を選択できるでしょう。

消費者金融 金利(実質年率) 限度額
アイフル「おまとめMAX・かりかえMAX」 3.0%~17.5% 最大800万円
プロミス「おまとめローン」 6.3%~17.8% 最大300万円
SMBCモビット「おまとめローン」 3.0%~18.0% 最大500万円
アコム「借換え専用ローン」 7.7%~18.0% 最大300万円
レイク「レイク de おまとめ」 6.0%~17.5% 最大500万円
中央リテール「おまとめローン」 10.95%~13.0% 最大500万円
いつも「おまとめローン」 4.8%~18.0% 最大500万円
ダイレクトワン「お借り換えローン」 4.9%~18.0% 最大300万円
キャッシングMOFF「おまとめローン」 5.0%~15.0% 最大500万円

ここからは各おまとめローンの特徴を、分かりやすく解説します。

アイフル「おまとめMAX・かりかえMAX」

アイフルおまとめローンの特徴

  • 消費者金融大手5社の中で上限金利が低い
  • 申込から契約まですべての流れがWEB完結
  • WEB契約なら郵送物なし

現在アイフルを利用中の方におすすめなのが、「おまとめMAX」という名称のおまとめローンです。これまでの利用履歴に返済遅れがないなら、優良顧客とみなされて審査の際に有利に働くでしょう。まだアイフルを利用した事がない方は、「かりかえMAX」という商品を使って複数の借入を一本化できます。

おまとめMAX・かりかえMAXはいずれも総量規制の例外商品なので、総量規制中でも申込可能です。

消費者金融おまとめローンの多くは、おまとめ対象が貸金業者からの借入に限られています。その点アイフルでは、消費者金融からの借入に加えて、銀行ローンやクレジットカードのリボ払いもおまとめ対象になっています。複数の金融機関からの借入がある方に、特におすすめできるローン商品です。

おまとめMAX・かりかえMAXの申込時に必要な書類は、本人確認書類・収入証明書・他社借入条件等を確認できる書類です。本人確認書類は原本、収入証明書は最新発行分のコピー1部の提出が必要ですので、事前に用意しておきましょう。

金利(実質年利) 3.0%~17.5%
申込方法 WEB・電話
限度額 1万円~800万円
※ご利用限度額50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要です
返済期間・回数 最長10年(120回)
おまとめ対象 貸金業者、銀行ローン、クレジットカードのリボ
貸付対象 満20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方

プロミス「おまとめローン」

プロミスおまとめローンの特徴

  • 主婦、学生の方でも安定した収入があれば申込可能
  • 返済期日を5日・15日・25日・末日のいずれかから選べる
    (三井住友銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行・ゆうちょ銀行・PayPay銀行以外の金融機関から口座振替による返済を希望される場合は、毎月5日。)

プロミスのおまとめローンは、主に消費者金融からの借入を一つにまとめるためのローン商品です。他の消費者金融より貸付限度額が低めの設定になっているため、他社借入件数が少ない方に向いています。アルバイトやパートによる収入があれば主婦や学生の方も利用できるという条件からして、審査が厳しいというイメージはありません。総量規制における年収3分の1を超える借入があっても申込可能です。

おまとめローンを利用する流れは、申込をして審査を受け、自動契約機か郵送で契約するというシンプルなものです。WEB申込には対応していないため、自動契約機かプロミスコールに電話する方法で申込を行います。利便性の面では物足りなさを感じますが、気になる点や不明な点を相談しながら申込できるのはメリットといえます。

金利(実質年利) 6.3%~17.8%
申込方法 自動契約機・電話
限度額 300万円
返済期間・回数 最長10年/1回~120回
おまとめ対象 消費者金融・クレジットカードのキャッシング
貸付対象 年齢20歳以上、65歳以下のご本人に安定した収入のある方

SMBCモビット「おまとめローン」

SMBCモビットおまとめローンの特徴

  • 郵送物なしで契約手続きができる
  • アルバイト、パート、自営業の方も利用可能

SMBCモビットには、モビットカード会員の方だけが利用できるおまとめローンがあります。銀行カードローンとクレジットカードのショッピング利用は一本化できませんが、消費者金融での借入とクレジットカードのキャッシングをおまとめできます。モビットは他の消費者金融より返済期間が長いので、自分のペースで返済を続けられるのがメリットです。

申込方法は電話に限られていますが、契約手続きはスマホで行うことができます。カードローンと同様に、おまとめローンも郵送物なしで利用できるのがSMBCモビットの強みです。モビットに限った事ではありませんが、おまとめローンは他社解約を前提とするものが多いため、契約内容をよく理解してからの利用をおすすめします。

金利(実質年利) 3.0%~18.0%
申込方法 電話
限度額 500万円
返済期間・回数 最長160回(13年4ヵ月)
おまとめ対象 消費者金融・クレジットカードのキャッシング
貸付対象 満年齢20才~65才の安定した収入のある方

アコム「借換え専用ローン」

アコムおまとめローンの特徴

  • 土日祝日夜間もWEB申込可能
  • 貸金業者債務の借り換えとして利用できる

アコムにおまとめローンという名称の商品はありませんが、「借換え専用ローン」の取り扱いがあります。一般的なおまとめローンと同様に、消費者金融の他社借入やクレジットカードの無担保ローンを一つにまとめる事ができます。低金利でおまとめしたい方には向きませんが、スピード重視で借りたい方に最適なローンとなっています。

まだアコムのカードローンを利用した事がない方は、WEB・電話・自動契約機のいずれかで申込手続きを行うことができます。既にアコムを利用している方は、電話からの申込が推奨されています。すでにアコムの利用履歴があり、なおかつ返済に遅れがない方は、借り換え専用ローンの審査に通りやすいと考えられます。

金利(実質年利) 7.7%~18.0%
申込方法 WEB・自動契約機・電話
限度額 300万円
返済期間・回数 最長146回(12年3ヵ月)
おまとめ対象 消費者金融からの借入、クレジットカードでのキャッシング
貸付対象 20歳以上の安定した収入と返済能力がある方

レイク「レイク de おまとめ」

レイクおまとめローンの特徴

  • 100万円以上の借入は上限金利15.0%と低金利
  • 平日19時30分まで申込受付中

「レイク de おまとめ」は、他社借入を一本化して段階的に残高を減らす事を目的としたローン商品です。すでに総量規制以上の借入がある方は、レイクのおまとめローンを利用する事で返済額の軽減を見込めます。ただし、レイクの他商品と「レイク de おまとめ」の複数契約をすることはできませんので、ご注意ください。

レイクおまとめローンのデメリットは、WEB完結申し込みに対応していない事です。申込方法は電話のみで、契約の際にはSBI新生銀行カードローン自動契約機に来店する必要があります。お住まいの地域に自動契約機があるかどうかを事前に確認してから申し込む事をおすすめします。

金利(実質年利) 6.0%~17.5%
※100万円以上の場合、6.0%~15.0%
申込方法 電話
限度額 500万円
返済期間・回数 最長120回(10年)
おまとめ対象 他社借入金の返済に限ります
貸付対象 満20歳~70歳までの安定した収入のある方

中央リテール「おまとめローン」

中央リテールおまとめローンの特徴

  • 受付から最短2時間で審査回答
  • 無担保おまとめローンの他に不動産担保ローンも選択可能

中央リテールは、おまとめローンに特化した中小消費者金融です。大手消費者金融より上限金利が低いだけでなく、審査スピードの速さも際立っています。ただし、「他社借入5社以上・来店必須」などの条件をすべて満たしている方しか申込できません。

  1. 他社のお借り入れが5社以上かつ200万円以上あるお客様が対象となります。(キャッシングローン、ショッピングローン含む)
  2. ご契約はご来店(東京・渋谷)でのお手続きとなります。
  3. ご契約時に信用情報で確認できる借入のご返済以外にご資金をお使い頂く事はできません。
  4. 2ヶ月以上の延滞・金融事故のある方は原則お申込み頂けません。
  5. 事業主の方は対象外です。

審査申込をする前に「クイック診断」をする事で、融資可能かどうかの目安を事前に知る事ができます。希望金額・年齢・お住いの地域・住居種類・.職業・他社借入件数・他社借入金額をすべて入力した上でのクイック診断なので、実際の審査結果に限りなく近い結果が出ると考えられます。

金利(実質年利) 10.95%~13.0%
申込方法 WEB・電話(契約時に来店必須)
限度額 500万円
返済期間・回数 最長10年(最大120回)

いつも「おまとめローン」

いつもおまとめローンの特徴

  • 郵送物一切なし
  • セブンイレブンのマルチプリンタから契約書類を出力し提出できる

いつも(itsumo)は高知県に本社を置く中小消費者金融ですが、WEB申込に対応しているため全国どこからでもおまとめローンを利用できます。貸付限度額は500万円で、複数の借入をまとめるのに十分な金額です。返済期間が最長5年と短いため、短期集中型で一日も早く完済したい方に向いています。

コンビニ契約に対応しているのも「いつも」のメリットで、おまとめローンの審査に通ったら最寄りのセブンイレブンのプリンタから契約書類を入手できます。自宅への郵送物なしで完結できるので、家族にバレずにおまとめローンを利用したい方におすすめです。

金利(実質年利) 4.8%~18.0%
申込方法 WEB
限度額 500万円
返済期間・回数 2ヶ月~5年(2回~60回)
おまとめ対象 貸金業者(みなし貸金業者を含む)からの借入債務
貸付対象 年齢20歳以上、65歳以下のご本人に安定した収入のある方

ダイレクトワン「お借り換えローン」

ダイレクトワンおまとめローンの特徴

  • スルガ銀行グループの消費者金融
  • 銀行等のキャッシングおよびクレジットカードのショッピング・リボ等も借り換え可能

ダイレクトワンの「お借り換えローン」は貸金業者からの借り換えと、銀行からの借り換えのどちらにも対応しています。両者を併用しての借り換えも可能なので、様々な金融機関からキャッシングしている方に向いている商品です。

WEBか電話で申込をして、審査を通過した後は郵送またはインターネットから契約手続きを行うことができます。ダイレクトワンはアプリには対応していないものの、来店不要で契約できる仕組みが整っているので、全国の方が利用可能です。知名度はそれほど高くありませんが、貸金業法に従って融資を行う正規の貸金業者で、ヤミ金ではありません。

金利(実質年利) 4.9%~18.0%
申込方法 WEB・電話・来店
限度額 300万円
返済期間・回数 最長10年(1回~120回以内)
おまとめ対象 銀行等のキャッシング(カードローン)およびクレジットカードのショッピング・リボ等
貸付対象 25歳以上の安定した収入とご返済能力を有する方で、当社基準を満たす方

キャッシングMOFF「おまとめローン」

キャッシングMOFFの特徴

  • 支払い期間は最長10年で無理なく返済できる
  • アルバイトやパートでも安定した収入があれば申込可能

キャッシングMOFF(旧キャッシングエニー)では、貸金業法に基づくおまとめローンを取り扱っています。上限金利は15.0%で、他の消費者金融と比較して低金利でおまとめできるのがメリットです。担保や保証人は不要で、その他の諸費用も必要ありません。

おまとめローンは支払いの軽減を目的とした商品なので、他社借入の返済目的以外には利用することができません。複数のキャッシングを一つにまとめる事で返済額の軽減を見込めますが、追加借入はできない点にご留意ください。

金利(実質年利) 5.0%~15.0%
申込方法 WEB
限度額 50万円~500万円
返済期間・回数 最長10年/120回
おまとめ対象 消費者金融やクレジットカードなどのキャッシング
貸付対象 満20歳以上で定期収入のある方

銀行系おまとめローンは低金利で一本化するのにおすすめ

おまとめローンは長期間にわたって返済を続けることになるため、できるだけ低金利で借りるに越したことはありません。普段から利用している銀行におまとめローンの取り扱いがあるなら、利用を検討してみると良いでしょう。銀行おまとめローンの中には、おまとめ資金と自由資金の併用も可能としている商品があり、好条件で借入できます。

自分自身が銀行おまとめローンの審査に通りやすいかどうかを判断するコツは、貸付条件を一つ一つチェックすることです。全国どこからでも利用できる消費者金融おまとめローンと異なり、銀行おまとめローンの多くは対象地域が限定されています。該当する地域に居住または勤務しているのであれば、年収や他社借入に関する条件を満たしているかを確認し、申込手続きに進むことができます。

東京スター銀行「スターワン乗り換えローン」

スターワン乗り換えローンの特徴

  • WEB完結対応で、来店不要で手続きができる
  • 勤続年数1年未満でも申込可能

東京スター銀行のスターワン乗り換えローンは、本気で完済したい方におすすめの商品です。銀行ならではの低金利で利用できるだけでなく、最大1,000万円まで借入できるので、複数のローンをまとめるのに適しています。以下の4つの条件をすべて満たしている方であれば申込可能です。

  • 前年度の税込年収が、200万円以上の方
  • 正社員・契約社員・派遣社員の方 (自営業・パート・アルバイトの方はご利用いただけません。)
  • お借入申込の金額が、30万円以上1,000万円以下の方
  • お申込時、満20歳以上65歳未満の方

おまとめローンに関して相談したい点がある場合は、公式サイトに設置されている「チャットサービス」を使ってインターネット上で会話ができます。必要書類や最寄りの店舗の行き方など、知りたい情報をリアルタイムで入手できます。スマホを使って相談や申込ができるのは、「スターワン乗り換えローン」ならではの注目ポイントです。

金利(実質年利) 年9.8%・12.5%・14.6%(固定金利)
申込方法 WEB・電話
限度額 30万円~1,000万円
※お申し込み時の借り換え対象ローン残高の範囲内に限ります。
契約期間 10年
貸付対象 満20歳以上65歳未満の方

※本審査までに口座開設が必要です。なお、キャッシュカード等の郵送物がございます。

栃木銀行「とちぎんおまとめローンスッキリ」

とちぎんおまとめローンスッキリの特徴

  • 「おまとめローン」と「自由な資金」の併用も可能
  • パートやアルバイトでも収入が安定していれば申込可能
    ※学生・年金収入のみの方は、ご利用いただけません。

「とちぎんおまとめローンスッキリ」は、栃木銀行の営業区域内に住居もしくは勤務先がある方を対象としたローン商品です。複数の借入を一本化できるだけでなく、自由資金の借入も併用できるのが大きな特徴です。おまとめローンは返済専用なので新規借入ができなくなりますが、自由な資金も併用して借入することでゆとりを持った返済計画を立てられます。

仮審査申込はWEBや電話で行う事ができますが、審査結果が仮承認されたら正式な申込をするために来店する必要があります。受付時間は平日9:00~17:00ですので、指定された時間に来店できるかどうかを確認してから申し込むようにしましょう。

金利(実質年利) 6.8%~14.6%(固定金利)
申込方法 WEB・電話・FAX
限度額 10万円~500万円
契約期間 6ヶ月~10年(1カ月単位)
貸付対象 満20歳以上69歳以下の安定した収入のある方

西日本シティ銀行「NCBおまとめローン(無担保型)」

西日本シティ銀行おまとめローンの特徴

  • 最長15年でゆとりの返済計画を立てられる
  • 専業主婦(主夫)の方でも配偶者に安定した収入があれば申込可能

西日本シティ銀行のおまとめローンには、貸付対象や融資の面で融通が利くというメリットがあります。一般的なおまとめローンは本人の借入にしか利用できませんが、NCBおまとめローンは家族のローンも借換えできます。借り換えに上乗せして生活に必要な資金にも利用できる点も特徴的です。

返済日は西日本シティ銀行が指定した日ではなく、「原則、給与支給日またはその翌日」となっています。お金が足りないという状況を避けられるため、毎月確実に返済を続けることができます。

店舗によっては土日も営業しているので、返済額を試算してから申込をしたい方は店頭申込がおすすめです。

金利(実質年利) 4.5%~15.0%(固定金利)
申込方法 WEB・来店
限度額 10万円~500万円
契約期間 6ヶ月~15年(1カ月単位)
貸付対象 満20歳以上満75歳未満で、お取扱店のお近くにお住まいの方
※東京都内、大阪府内の店舗ではお取扱いしておりません

愛媛銀行「ひめぎんおまとめローン」

ひめぎんおまとめローンの特徴

  • 育児・介護休業取得中でも応相談
  • 最短翌日に審査回答

ひめぎんおまとめローンは、愛媛銀行の営業管轄内に居住または勤務している方が利用できる商品です。WEBや電話など様々な方法で申込できますが、契約の際に来店する必要があるため貸付対象が限定されています。

育児や介護のために一時的に休業している方や、休等の取得により返済計画に困っている方の相談も受け付けています。一般的に銀行おまとめローンの審査は厳しい印象がありますが、愛媛銀行は地方銀行ならではの柔軟な対応を期待できます。

金利(実質年利) 5.8%~14.5%
申込方法 WEB・店頭・電話・FAX
限度額 500万円
契約期間 6ヶ月~10年(1カ月単位)
貸付対象 満20歳以上満69歳以下の安定継続した収入のある方

みちのく銀行「あわせ~る」

みちのく銀行おまとめローンの特徴

  • パート、アルバイトの方も利用可能
  • 返済日を6日もしくは16日から選択可能

みちのく銀行は青森県に本店を置く地方銀行で、各営業店の営業区域内に居住または勤務している方を対象に融資を行っています。複数のローンをまとめるための借入返済資金のほかに、自由資金も利用できるのが大きな特徴です。

おまとめローン「あわせ~る」は電話申込専用の商品で、Webや店頭窓口からの申込はできません。申込を希望する方は、平日9時から17時の間に電話連絡することで簡単申込できます。パートやアルバイトの方も申込可能ですが、年収に関して不安がある場合は申込前に電話で相談してみると良いでしょう。

金利(実質年利) 4.5%~14.5%
申込方法 電話
限度額 500万円
契約期間 6ヶ月~10年(1カ月単位)
貸付対象 満20歳以上69歳以下の安定した収入のある方
※当行本支店所在地周辺(青森県、北海道、秋田県、岩手県、宮城県内のみ)にお住いの方に限らせていただきます。

宮崎銀行「みやぎんおまとめ1(ワン)」

宮崎銀行おまとめローンの特徴

  • 土日祝日もローン申込に対応
  • 最長15年の範囲内で返済額を設定できる

宮崎銀行のおまとめローンは、「みやぎんおまとめ1(ワン)」というユニークな名称が特徴的です。返済期間は最長15年で、最大500万円まで融資可能なので、ローンやクレジット等のおまとめに適しています。

申込の際には、以下の書類が必要です。

  • おまとめ、借り換えする借入金の現在残高が表示された資料
  • 顔写真付公的証明書(運転免許証、パスポート等)
  • 預金通帳および預金届出印鑑
  • 所得を確認する書類

WEB申込をする際にも、借入金の現在残高がわかる資料が必要になりますので用意しておきましょう。現時点で宮崎銀行の口座を持っていない方は、契約手続きで来店する際に口座を作成できます。なお、申込から融資までに必要な期間の目安は1週間です。

金利(実質年利) 4.0%~14.5%
申込方法 WEB・電話・FAX・窓口
限度額 500万円
契約期間 6ヶ月~15年(1カ月単位)
貸付対象 満20歳以上69歳以下の安定した収入のある方
※学生、専業主婦、年金収入のみの方はお申し込みいただけません。

おまとめ目的で利用できる銀行カードローン

おまとめローンは返済専用なので、急な出費に対応できないことに不便を感じる方もおられる事でしょう。そんな時は、通常の銀行カードローンをおまとめ目的で利用することも可能です。

銀行カードローンを使う場合は、以下の手順で複数の借入をまとめることができます。

  1. 複数社それぞれの借入残高を確認する
  2. 他社借入の借入残高の合計額を、銀行カードローンの希望借入額として審査を受ける
  3. 希望額を借入できたら、そのお金で他社借入をすべて精算する
  4. 銀行カードローンの返済を毎月続けていく

銀行カードローンをおまとめ目的で利用する場合、新たに銀行から借りた資金で他社のローンを返済するという作業を自分で行う必要があります。以上の点に注意が必要ですが、銀行カードローンは返済専用ではなく追加借入が可能なので、必要に応じて繰り返し利用することができます。

千葉銀行「ちばぎんカードローン」

ちばぎんカードローンの特徴

  • 土日祝日も9時~21時まで申込可能
  • 派遣、パート、アルバイトの方も利用できる

千葉銀行のカードローンは、借り換え目的としての利用が可能なローン商品です。WEB完結申込に対応しており、申込だけでなく必要書類の提出や契約手続きもすべてWEB上で行うことができます。

パートやアルバイトでも申込できますが、借り換え目的での利用を検討している場合、やはり気になるのは審査の難易度です。「年収が少なくても借入ができますか?」という質問に対し、千葉銀行は以下のように回答しています。

他金融機関などからのお借入れ額と年収のバランスなどにより、お借入れの審査をいたします。
実際にお借入れ可能かどうかについては、年収そのものよりも、「年収と比べて、無理のない返済プランであるか」が重要です。

千葉銀行カードローンは、年収に見合った金額であれば審査通過の可能性があるということが分かりました。千葉県、東京都、茨城県、埼玉県、神奈川県の横浜市と川崎市に居住または勤務している方は、ちばぎんカードローンの利用を検討できるでしょう。

金利(実質年利) 1.4%~14.8%(変動金利)
申込方法 WEB・電話・FAX・郵送
限度額 10万円~800万円
契約期間 1年(1年ごとの自動更新)
貸付対象 満20歳以上65歳未満の安定した収入のある方。
お住まい、またはお勤め先の所在地が当行本支店の営業地域内にある方。

横浜銀行「はまぎんカードローン」

はまぎんカードローンの特徴

  • 最短翌日に審査回答
  • リボ払いや他のローンをおまとめ可能

横浜銀行カードローンは、困った時や贅沢したい時などに活用できるだけでなく、複数の借入をまとめるためにも利用可能です。本人に収入がなくても、配偶者に安定した収入があれば申込できるのが大きな特徴です。審査スピードの速さも注目ポイントの一つで、最短翌日に審査回答があり、契約と同時に借入をスタートできます。

はまぎんカードローンを利用できるのは、神奈川県・東京都・群馬県前橋市、高崎市、桐生市に居住または勤務している方です。横浜銀行の口座を持っていない方も申込可能で、横浜銀行口座開設アプリや店頭で、口座開設の手続きを行うことができます。

金利(実質年利) 1.5%~14.6%(変動金利)
申込方法 WEB・郵送・FAX
限度額 10万円~1,000万円(10万円単位)
契約期間 1年(1年ごとの自動更新)
※満70歳以降はあらたなお借入りれはできません。ご返済のみのお取り引となります。
貸付対象 満20歳以上69歳以下の安定した収入のある方、およびその配偶者。

みずほ銀行「カードローン」

みずほ銀行カードローンの特徴

  • 普通預金のキャッシュカードで借入可能
  • みずほ銀行の住宅ローンを利用中の方は金利優遇あり

みずほ銀行カードローンは使い道が自由なので、借り換えやおまとめを含む幅広い用途に利用できます。利用できる地域は限定されていませんが、口座を持っている方の方がスムーズに申込できるため、普段からみずほ銀行を利用している方に特におすすめです。

ローン返済シミュレーションを活用することで、返済期間・返済回数・返済金額の3つをシミュレーションできます。完済までに必要な期間はどれくらいか、毎月いくら返済すれば良いのかを知る事で、具体的な返済計画を立てることができます。現在の返済額と比較して、どちらがお得になるかを計算してから申込できるのはメリットといえます。

金利(実質年利) 2.0%~14.0%(変動金利)
申込方法 WEB・郵送・電話・店舗
限度額 10万円~800万円※
契約期間 1年(1年ごとの自動更新)
貸付対象 満20歳以上満66歳未満の安定かつ継続的収入が見込める方

※インターネットでのお申込の場合、審査の結果によってご利用限度額を決めさせていただきます。

りそな銀行「プレミアムフリーローン」

りそな銀行フリーローンの特徴

  • 固定金利で毎月定額なので返済計画を立てやすい
  • 自営業、フリーター、パートの方も利用可能

りそな銀行プレミアムフリーローンは、事業性資金を除く様々な用途に利用できる無担保ローンです。原則来店不要で申込できるので、全国どこからでも利用可能です。必要書類をWEBで提出することでWEB完結も可能ですので、自分のペースで手続きをしたい方に向いています。

仮審査の際に在籍確認が行われるので、勤務先が営業している時間に合わせて申込をするようにしましょう。仮審査に通ったら改めて本申込を行い、本審査に進みます。その後、本審査の結果連絡があり契約に進みます。融資実行までに時間がかかりますが、おまとめ目的での利用なら問題にならないでしょう。

金利(実質年利) 6.0%~14.0%(固定金利)
申込方法 WEB※
限度額 10万円~500万円
契約期間 1年以上10年以内
貸付対象 満20歳以上66歳未満の継続安定した収入のある方

※諸条件により店頭・郵送でのお手続きが必要な場合もございます。

楽天銀行「スーパーローン」

楽天銀行カードローンの特徴

  • 新規入会&利用でポイントプレゼントのチャンス
  • 楽天会員ランクに応じて審査優遇あり

楽天銀行のカードローンは限度額800万円と大きく低金利なので、おまとめローンとしても活用できます。定期的に金利半額キャンペーンを実施しているので、申込のタイミングによっては非常に低金利で借入できるでしょう。

貸付条件からして審査が特別厳しいわけではなく、楽天会員の方は審査優遇を受けられると明記されています。

銀行系のカードローンなので、楽天銀行スーパーローンに総量規制は適用されません。おまとめローンとして利用する際には、楽天銀行スーパーローンの返済シミュレーションを使って、支払い回数や総支払額をチェックしてからの利用をおすすめします。

金利(実質年利) 1.9%~14.5%(変動金利)
申込方法 WEB
限度額 10万円~800万円
契約期間 1年(1年ごとの自動更新)
貸付対象 満20歳以上62歳以下の毎月安定した定期収入のある方、または、専業主婦の方※

※専業主婦の方については、ご利用限度額は50万円となります。
※必ずしもすべての楽天会員さまが審査の優遇をうけられるとは限りません。

イオン銀行「カードローン」

イオン銀行カードローンの特徴

  • パート、アルバイト、自営業者、専業主婦(夫)の方も申込可能
  • 申込から契約まで完全WEB完結

低金利の銀行カードローンをお探しの方に人気なのが、イオン銀行のカードローンです。上限金利13.8%で他の銀行より低い設定になっているので、借り換えやおまとめを検討している方におすすめです。最大800万円の十分な限度枠があるので、生活に必要な資金も同時に借りる事ができるでしょう。

イオン銀行カードローンのメリットは、返済方法を3パターンの中から選べることです。ATM返済・他金融機関口座引落し・イオン銀行口座引落しの中から選択可能なので、自分にとって一番都合の良い方法で返済を続けることができます。

金利(実質年利) 3.8%~13.8%(変動金利)
申込方法 WEB・店舗
限度額 10万円~800万円
契約期間 1年(1年ごとの自動更新)
貸付対象 満20歳以上65歳未満の安定かつ継続した収入のある方、または配偶者の方※

※専業主婦(夫)の方でご本人さまに収入がなく、配偶者さまに収入がある方のお申込みは限度額50万円までとなります。

ソニー銀行「カードローン」

ソニー銀行カードローンの特徴

  • 最短60分で仮審査回答あり
  • NTTコム オンライン NPS®ベンチマーク調査「銀行部門」3年連続1位(2020年~2022年)

ソニー銀行カードローンは、自宅への郵送物なしで銀行カードローンを利用したい方におすすめです。申込手続きはもちろんのこと契約手続きもWEB上で完結し、利用明細もWEBでチェックする形で行うため、郵送物なしで取引可能です。ただし、勤務先への在籍確認の電話は必ず行われますのでご留意ください。

カードローンを利用するためには、ソニー銀行の口座を持っている事が必要です。現時点で口座を持っていなくても、カードローンと口座開設の同時申込ができますので誰でも申込可能です。

金利(実質年利) 2.5%~13.8%(変動金利)
申込方法 WEB
限度額 10万円~800万円
契約期間 1年(1年ごとの自動更新)
貸付対象 満20歳以上65歳未満の安定した収入がある方

auじぶん銀行カードローン「じぶんローン」

auじぶん銀行カードローンの特徴

  • ネット銀行ならではの安心金利
  • 借り換えコースは通常の金利より年0.5%金利優遇

auじぶん銀行にはau限定割の「借り換えコース」が用意されており、通常より低金利でカードローンを利用できます。借り換え目的での利用を検討している方を対象にしたコースがあるので、おまとめローンをお探しの方にぴったりです。

以下の条件をすべて満たす事が、借り換えコースを利用する条件となっています。

  • 判定日時点でauじぶん銀行でau ID登録(状況)が有効となっていること
  • 借り換えを希望し、当行所定の審査結果が借入可能上限額(限度額)100万円以上となること
  • 当行からの借入金で他社の借入金を返済すること
    ※他社の借入金が100万円未満の場合でも借り換えコースの対象となります。

じぶんローンの審査結果は、申込から最短1時間で教えてもらえます。審査に通ることができれば他の銀行より低金利で借入できるので、利息負担の軽減に役立ちます。

金利(実質年利) 通常1.48%~17.5%(変動金利)
au限定割借り換えコース:0.98%~12.5%(年率)
申込方法 WEB
限度額 通常:10万円以上800万円以内
au限定割借り換えコース:100万円以上800万円以内
契約期間 1年(1年ごとの自動更新)
貸付対象 満20歳以上70歳未満の安定継続した収入のある方

オリックス銀行「カードローン」

オリックス銀行カードローンの特徴

  • 1,000円単位で必要な金額だけを借入できる
  • ガン保障特約付きプランも選択可能

オリックス銀行カードローンは、口座開設不要でWEB完結対応の、利便性が高いローン商品です。150万円コースまでは上限金利14.8%ですが、200万円コースから12.8%で借入できるため、まとまった金額を借りるのに適しています。コンビニATMを含む提携ATM利用手数料が0円なので、急な出費にもスムーズに対応できます。

申込方法はWEBに限られているので、パソコンやスマホで手続きを行います。契約完了後、ローンカードが自宅住所に簡易書留で送られてきます。オリックス銀行カードローンはカードレスに対応していないので、郵送物なしで利用する事はできません。また、勤務先への在籍確認は基本的に電話で行なわれるという事を承知の上で申込をするようにしましょう。

金利(実質年利) 1.7%~14.8%※
申込方法 WEB
限度額 10万円~800万円
契約期間 1年(1年ごとの自動更新)
貸付対象 満20歳以上69歳未満の安定した収入のある方

※おまとめ・借りかえにもご利用いただけますが、利用限度額、借入利率は審査結果に応じて異なります。

おまとめローンのメリットとデメリットを比較

おまとめローンを使って借金を一本化しようと計画している時は、メリットばかりに注意が向きがちです。しかし、利息負担を軽減するためのローンとは言え、おまとめローンも借金であることに変わりはありません。一度おまとめローンの利用を開始したら長期に渡って返済を続けることになるので、慎重に返済計画を立てる事が大切です。

借入状況は人それぞれなので、おまとめローンの利用がメリットになるか・デメリットになるかも人それぞれです。以下の要素を比較検討することは、おまとめや借り換えをすべきかどうかを判断するのに役立ちます。

メリット デメリット
利息負担の軽減を見込める 審査に通るかどうかは不確定
返済管理が楽になる 追加借入ができない
消費者金融のおまとめローンは、総量規制の対象外 すべての借入を一本化できるとは限らない

メリット1.利息負担を軽減できる

おまとめローンの最も大きなメリットは、金利の引き下げにより利息負担の軽減を見込めることです。たとえば3社からそれぞれ50万円ずつ金利18.0%で借りるよりも、おまとめローンで150万円を金利14%~15%で借りるほうがお得です。借入限度額が大きいほど適用金利が低くなるので、おまとめローンに乗り換えることで金利の引き下げを狙えるという仕組みです。

複数のカードローンを利用中で、なおかつ金利18%以上で借りている方は、おまとめローンを利用することで利息負担を減らせる可能性が大きいです。逆に、すでに低金利のカードローンを利用している方は、おまとめローンを利用しても金利が下がらない可能性が考えられます。いずれにしても、申込前に返済シミュレーションを利用して、総返済額や利息負担を確認するようにしましょう。

メリット2.返済管理が楽になる

おまとめローンを利用すると借入先が一つになる、もしくは少なくなるので返済管理が楽になります。多重債務状態から解放されるのも大きなメリットといえます。

カードローンの返済日は金融機関によって異なるため、複数の借入があるといつも返済日に追われるような状況になりかねません。返済日事ばかりを考えて生活するのは、精神的にもストレスになります。おまとめローンですべての借入を一本化できたら、返済日が月1回になるので返済管理が楽になります。

一本化できないとしても、借入先が減ることにより返済の手間を軽減できます。

メリット3.総量規制の対象外

消費者金融カードローンは、総量規制という法律により「借入額は年収の3分の1まで」に制限されています。しかし、おまとめローンは「借入残高を段階的に減少させるための借換え」として、総量規制の「例外貸付け」に分類されます。つまり、年収の3分の1を超える金額でも借入できる可能性があるということです。

複数の借入れを一本化する、いわゆる「おまとめローン」は、法令が規定する一定の条件を満たせば、「顧客に一方的有利となる借換え」として総量規制の「例外貸付け」に該当し、貸金業者から年収の3分の1を超えて利用できる場合があります。
引用元:総量規制が適用されない場合について【貸金業界の状況】 | 日本貸金業協会

総量規制の関係で新規借入ができない方も、おまとめローンなら申込可能です。大手だけでなく、中小消費者金融の中にも「おまとめ」に特化した業者が存在しているので、必要に応じて利用を検討できます。

デメリット1.必ず借りられるおまとめローンはない

「絶対通るおまとめローン」というものは存在しないため、審査の難易度がハードルとなります。多重債務状態で申込をするわけなので、おまとめローンの審査がゆるいという事は考えられません。大前提として安定した収入が必要ですし、信用情報に傷がないことも重要になってきます。

審査の際に必要な書類も、通常のカードローンより多くなります。収入証明書の他に、既存の借入れ状況を把握するための書類を提出する必要が生じる事があります。たとえば、契約書やATMの取引明細などが必要になる場合があるので、すぐに準備できるようにしておきたいですね。

デメリット2.返済専用なので追加借入できない

おまとめローンはカードローンではなく、「返済のみ」の商品です。お金が足りなくなったら追加借入ができるカードローンと違い、繰り返し借入することはできません。あくまでも完済を目指すためのローン商品ですので、特性をよく理解してからの利用をおすすめします。

自由に借入できないのは不便ですが、借入できない状況に自分を置くことで、お金を管理する良い習慣を身に着けることにつながります。毎月無理のない返済を続けながら、お金に余裕がある時には少し多めに返済する事もできます。繰り上げ返済を活用するなどして効率的に返済することで、完済までの期間を短くすることができます。

デメリット3.すべての借入をまとめられるとは限らない

既存の借入をすべて一本化するためには、おまとめ対象の借入に何が含まれているかを確認する必要があります。金融機関によって、まとめることができる借入の種類が異なるからです。

金融機関 おまとめ対象
アイフル 貸金業者、銀行ローン、クレジットカードのリボ
SMBCモビット 消費者金融・クレジットカードでのキャッシング
プロミス 消費者金融・クレジットカードのキャッシング
いつも 消費者金融・キャッシング
ダイレクトワン 銀行等のキャッシング(カードローン)およびクレジットカードのショッピング・リボ等
横浜銀行カードローン 信託会社、消費者金融等
東京スター銀行「スターワン乗り換えローン」 銀行・信用金庫・信用組合・労働金庫・農業協同組合・信販会社・カード会社・消費者金融会社等のローン

おまとめ対象の幅が広いのはアイフルで、銀行ローンと消費者金融カードローンの両方をまとめる事ができます。自分がまとめたいローンがおまとめ対象になっているかに注目して、借入先を選択できるでしょう。

なお、借入件数が多い場合は、おまとめローンでまとめられるのが一部の借入だけになる可能性があります。

おまとめローンの審査は甘くないが対策は可能

借入額が少額であるほど審査通過の可能性が高くなりますが、おまとめローンは希望額が百万以上になるケースがほとんどです。おまとめローンを使って300万円、600万円の大口融資を成功させるためには、いくつかの対策を取る必要があります。

誰もができる対策方法を4つご紹介します。

  1. 1社だけに申し込む
  2. 現在利用中の金融機関でおまとめする
  3. 他社借入を正確に申告する
  4. 滞納中の申込を避ける

申込の際に少し意識するだけで良いことばかりですので、ぜひ実践してみてください。

1社に絞って申込をする

一度に複数社のおまとめローンの申込をすると申込ブラック状態に陥ってしまい、審査の際に不利に働く可能性があります。1社に絞って申込をする事で、リスクを回避できます。

おまとめローンの新規申込をすると、審査結果の可否に関わらず申込情報が登録されます。信用情報に登録された申込履歴は6ヵ月間保管されるため、いつ申込をしたか、何社に申込をしたかなどの情報がすべて残ってしまいます。

短期間に複数社の申込をした履歴があるのに、契約した履歴が残っていない場合、何かしらの問題がある人という印象を与えかねません。審査通過の確率を上げるための手段として複数社に申込をすると、逆の結果を生み出してしまいますので注意しましょう。

契約中の金融機関でおまとめする

現在契約中の金融機関はすでに審査通過の実績があるので、その金融機関のおまとめローンを利用するのは良い方法です。これまで積み立ててきた返済履歴に問題がないなら、返済能力がある信頼できる顧客だと判断されやすいからです。

申し込む側としても、よく知らない金融機関を利用するより、すでに利用中のカードローン会社の方が利用しやすいものです。数あるおまとめローンの中から1社を厳選するのは難しいですが、契約中のカードローン会社の中から1社を選ぶのは簡単です。

借金の1本化を検討している方は、利用中のカードローン会社におまとめローンの取り扱いがあるかどうかをまずチェックしましょう。その中で比較検討して、最も低金利で使いやすいおまとめローンを1社だけ選択して申し込むことができます。

他社借入状況を正直に申告する

おまとめローンの申込書を記入する際には、他社借入件数と借入残高を正確かつ正直に申告する事が大切です。申告した借入残高が信用情報に登録されている残高と大きく違っていたら、虚偽の申告をする信用できない人と判断されてしまうからです。

A2-5. 貸金業者からの借入残高のデータは、厳格な情報管理のもと、「指定信用情報機関」に集められることとなっています。貸金業者は、指定信用情報機関を利用し、借り手の借入残高を把握します。また、借り手の年収については、基本的には「年収を証明する書類」を借り手から受け取ることで、把握する仕組みとなっています。
引用元:貸金業法Q&A|金融庁

貸金業法に明記されているように、ローン審査の際には必ず信用情報の照会が行われます。これまでの返済履歴に不安な要素はないか、金融事故を起こした履歴はないか等がチェックされます。同時に、申込者が申告した内容に間違いはないかという点も見られます。

借入残高を実際より少なく申告する、年収を実際より多く申告するといった行為は控えましょう。

滞納履歴がない状態で審査を受ける

消費者金融か銀行かに関わらず、既存借入の返済が滞っている場合、おまとめローンに申し込むことができません。申込をしたとしても、信用情報に延滞履歴があることが理由で審査落ちにつながります。

中央リテールのおまとめローンには、「2ヶ月以上の延滞・金融事故のある方は原則お申込み頂けません。」という注意書きがあります。独自審査を行っている中小消費者金融においても、延滞がある状態で申し込むことはできないのです。ですから、大手消費者金融や銀行のおまとめローンについても、延滞履歴がある状態での申込は難しいと考えられます。

現時点で返済遅れや延滞がある方は、期日までに返済する習慣をつける事を目標にできます。安定した返済履歴を積み上げることで、将来的におまとめローンの利用も視野に含めることが出来るようになるでしょう。

おまとめローン審査がどこも通らない時の対処法

借金を一本化したいと思っていても、残念ながらおまとめローンの審査に通らない事があります。審査落ちしてから再度おまとめローンに申し込むまでには、少なくとも半年以上を開けるのがベストです。それまでの間にどう対処すべきなのかは、どの程度借金があるかによって異なります。

借入件数と借入額がそれほど多くないなら、利用中のカードローンで増枠申請をすることができます。毎月の返済額が生活を圧迫しているなら、返済額を見直すことができるでしょう。

どこからも借入出来ない状態で行き詰まってしまった時は、相談窓口に助けを求めるという方法があります。それぞれの対処法について、さらに詳しく解説します。

現在利用中のカードローンで増額申請をする

利息負担を減らす方法の一つに、増枠申請をして金利の引き下げを狙うという手段があります。カードローンの金利は、実際に利用した金額ではなく利用限度枠によって変動します。増枠申請することにより利用限度枠を引き上げることができれば、今より金利が低くなる可能性があります。なぜなら、利息制限法によって適用金利の上限が定められているからです。

(利息制限法)
お借入れの上限金利は、借入金額に応じて年15%~20%となっています。
・元本の金額が10万円未満のときの上限金利 → 年20%
・元本の金額が10万円以上から100万円未満のとき上限金利 → 年18%
・元本の金額が100万円以上のときの上限金利 → 年15%
引用元:上限金利について【貸金業界の状況】|日本貸金業協会

例えばこれまで利用限度枠70万円・金利18.0%で借入をしていた場合、増枠申請によって利用限度額が100万円以上になったら、適用金利が15.0%に下がります。利用限度額が大きいほど金利が下がるので、利息の負担も下がる可能性があります。増枠融資を受けることに成功したら、そのお金で別のカードローンを完済することもできるでしょう。

相談窓口のサポートを受けて債務整理を行う

自分の力で借金問題を解決することが困難になったら、債務の整理を検討する必要があるかもしれません。債務整理には、借金の減額や支払い猶予を目的として、任意整理や破産手続きを行うことが含まれます。

しかし、債務整理を行うためにも一定の費用が必要ですので、躊躇してしまう事があるでしょう。金融庁では多重債務者をサポートするために、借金問題についての相談窓口を設けています。

たとえば法テラスでは、経済的に余裕がない方に対して無料の法律相談や、費用の立て替えを行っています。一人で抱え込まずに、まずは無料の相談窓口を活用してみると良いでしょう。

債務整理(借金問題)についての相談先
日本司法支援センター(法テラス)
日本弁護士連合会
日本司法書士会連合会
日本貸金業協会
日本クレジットカウンセリング協会
全国銀行協会

おまとめローンについてのQ&A

おまとめローンと借り換えローンの違いは何ですか?

おまとめローンは、複数の借入を一つにまとめるためのローン商品です。借り換えとは、今使っているカードローンから別のカードローンに乗り換えることをいいます。どちらも月々の返済額を軽減することを目的としていますが、全く別のローン商品です。
しかし、「おまとめ」と「借り換え」は同じ意味で用いられるケースがあります。たとえばアイフルのおまとめローンには「おまとめMAX・かりかえMAX」という名称がついていますが、商品内容はどちらも同じです。各金融機関によって言葉の使い方が異なるため、商品ページをよく確認するようにしましょう。

おまとめローンに必要な書類は?

おまとめローンの申込時に必要な書類は、以下の3点です。

  • 本人確認書類
  • 収入証明書
  • 他社借入条件等の確認できる書類

銀行カードローンに申し込む際には、契約の際に印鑑が必要になる場合があります。

おまとめローンの申し込み方法は?

WEB完結に対応しているおまとめローンは、パソコンやスマホから申込ができます。大手消費者金融おまとめローンは、WEBの他に自動契約機や電話で申し込む方法があります。
銀行のカードローンとおまとめローンは、多くの場合WEB申込に対応していますが、契約の際に来店が求められるケースがあります。申込方法だけでなく、契約方法も事前に確認しておく事をおすすめします。

おまとめローンの利用は住宅ローンに影響する?

おまとめローンを利用していても、住宅ローンを組むことは可能です。
一部の銀行が住宅ローンを利用中の方に対して金利優遇を行っている事を考えると、おまとめローンと住宅ローンの両立は可能であることが分かります。